簡単に試せる!自主性、主体性を育てる子育て、3つの具体的なやり方

 

ゆめこ

子育てブロガーのゆめこと申します。ゆめこのブログをご覧頂きありがとうございます。

 

 

今回は子供の自主性、主体性を

育てる子育てについて

ご紹介させて頂きます。

 

『子どもの自主性、主体性を育てる

ということは

よく聞くけれど、

一体どうすればいいの?』

というご意見は多いかと思います。

 

ゆめこは

ニュージーランドの大学で

幼児教育を学びました。

 

そして保育士、幼稚園教諭として

現地の保育園、幼稚園で

20年以上勤務しています。

 

ニュージーランドでは

子供の自主性、主体性を育てる

ということが

保育士、幼稚園教諭の役割として、

とても重要視されています

 

今回はその自主性、主体性を高める子育てを

あなたがおうちでも

簡単に始められるように、

3つのポイントに分けて

説明させて頂きます。

 

子供に選択肢を与える

あなたのお子さんに

選択肢を与えてあげてください。

 

『子どもは親の言うことを

黙って聞いてればいいのよ』

という支配的な子育てスタイルを

とり続けていると

本当に自立できない、

何も自分では決められない

子どもに育ってしまう

可能性が高くなってきます。

 

それは子どもたちが、

『言われたとおりにやっていた方が

怒られないし楽だ』

と感じてしまう

環境を無意識に作り出して

いるからです

 

ゆめこは現在幼稚園で勤務していて、

3歳から5歳までの

園児たちを教えています。

 

仕事場では園児たちの能力上、

ゆめこは大抵二つの選択肢を

与えるようにしています。

 

例えば

ゆめこ

今から遊ぶのは砂場がいい?

それとも積み木で遊びたい?

と聞く等がその例です。

 

本を読んであげるときなどにも、

園児にわざと絵本を2冊渡して、

 

ゆめこ

どっちの本がいい?

 

と聞いて

どちらを読んでほしいか

決めてもらうようにしています。

 

これらは、

本当に小さな選択肢ですが、

園児たちに

何かしらの選択権を与えている

ということには違いがありません。

 

園児達はその都度

自分で考えて、

答えを出す練習を

していることになります。

 

ゆめこの家では、

息子達が

もう少し年齢が上なので、

たとえば遊びに行く場所を

何カ所の中から決めてもらったり、

学校が終わってからの時間の使い方を、

自分たちで決めてもらったり

しています。

 

例えば、何時から何時までは

宿題をする時間で

それが終わったら、ゲームをして、

次の日の学校の用意を

するなどです。

 

できるだけ子どもたちの意思を

尊重して物事を決めさせるように

注意しています。

 

今の時点では

小さな選択の連続です。

 

けれど、

子どもたちが成長していくにつれて、

もっと大事なことを

決めていくようになります。

 

子どもたちが成長して、

その子たちの人生の上で

すごく大切な選択に迫られたときに、

的確な判断を

自分で下していけるということは、

とても大切なことです。

 

この選択肢を与えるということは、

自主性、主体性を育てるのみ

だけではなく、

自分で決めたことだから

やりとげたいという、

やる気をつけることにもなります。

 

あなたのお子さんが

物事を最後まで

成し遂げられるようになる

ことにも繋がってきます。

 

ゆめこ

あなただって、そうですよね。何かをやらされて義務感でやっていることと、自分がやりたくてやっていることとは、やり甲斐、意欲が全く違いませんか?

 

あなたも子育ての中で、

お子さんに選択肢を与える

ということを試してみてください。

 

咄嗟に色々な選択肢を考えることになるので

最初は少し面倒くさく

感じるかもしれません。

 

ゆめこ

無意識にできるようになるまで続けてみてください。お子さんに変化が見られるはずです(^^♪

 

 

 

肯定文で望むことを伝える

何か具体的な行動を

子どもに促したいとき、

否定文ではなく、

肯定文を使って

伝えるようにしてください。

 

これはゆめこが

幼稚園教諭としていつも心がけている

大切なテクニックです。

 

明確に望む行動が

分かっているときには

望ましくない行動のことを

強調するのではなくて、

肯定文を使って子どもに伝えます。

 

 

例えば、

お昼ご飯を食べている間に

しゃべってばかりいて、

箸が全然進んでいない場合、

『ご飯も食べないで

いつまでしゃべってるの?』

という代わりに

『ご飯をちゃんと食べてから

おしゃべりしよう』

という風です。

 

園の中で走り回っている園児がいたら、

園の中では走っちゃダメ!

ではなくて、

『外に出ていっぱい走ろう』

などと言い換えます。

 

本当に緊急な時や、

危ないとき以外には

STOP(やめて)とNO(ダメ)

という言葉も使わないように

と言われています。

 

『肯定文を使うことが

子供の自主性と主体性を高めるのと、

どう関係があるの?』

とお考えのあなたもいらっしゃる

かと思います。

 

子どもに否定的な言葉を

投げかけ続けていると、

子どもたちは

『またどうせ怒られる』

『ダメと言われるに決まっている』

と思うようになります。

 

その結果、

子どもたちの

自分から何かをやってみよう

という意欲を下げてしまう

ことになるのです

 

否定的な言葉を使って、

子どもの人格までをも

否定するのではなくて

その子の行動自体が望ましくない

ということを、

きちんと教えてあげることが

大切です。

 

肯定文に変えて

具体的に望む行動を伝えるという

この方法は慣れるまで

とても難しいかもしれません。

 

ゆめこはこの方法を

何年も訓練して

使うようにしてきたので

最近ではそこまで意識しなくても

使えるようになりました。

 

けれど無意識レベルで

肯定文を常に使いこなせるようになる

までには、かなりの時間を要しました。

 

駆け出しの保育士として、

最初にこの方法を

使うようになった時は、

とてもたくさんの否定文を使っていて、

自分でも本当にびっくりしたものです。

 

ゆめこ

この方法を使いこなせるまで少し時間がかかるかもしれませが、このテクニック自体を意識しているのとしていないのでは、各段な違いがでてきます。

 

あなたも是非試されてみてくださいね♪

過干渉はやめる

子どもになんでもやってあげる

ことをやめてみてください。

 

ゆめこが保育士になりたての頃、

他の同僚と比べて

特別に気を付けなければいけない

と思ったことがありました。

 

それはゆめこが、

園児の為に色々なことを

やりすぎてしまうということでした。

 

例えば、

園児が上着を着せてくれないか

と聞いてきたら、

昔のゆめこは急いで

着させてあげていました。

 

けれど他のベテランの先生は、

すぐに上着を着させようとは

しませんでした。

 

まず最初に、

園児に自分でやってみるよう促して、

その園児が上着を着るという行為自体を

どの程度までできるのかを

見極めていました。

 

例えば、

この子は上着に袖を通すことまでは

できるけど、

ボタンは一人でできない

といった風にです。

 

その段階を踏まえて、

できないことだけ

(ボタンをかけること)

を一緒にやってあげていました。

 

ベテランの先生は

その瞬間のことだけではなく

その園児がどのようにすれば、

早く一人で

上着を着られるようになれるかを

考慮しながら

手助けをしてあげていたのです。

 

その結果、

その園児が

上着を一人で着られるようになる

可能性は早まっていたのです。

 

 

昔のゆめこのように、

なんでも子どものために

すぐやってしまうという方が

実はとても簡単です。

 

なぜなら根気よく子どものことを

待つのは時間もかかる上に、

手間もすごくかかるからです。

 

『何でもしてあげることの

何が悪いの?』

と思われているあなたも

いらっしゃるかと思います。

 

けれどそれは、

子どもの学ぶ機会を大人の私たちが

奪ってしまっている

という見方もできるのです。

 

なんでも子どものためにしたり、

言われもしないのに

先を読んで何かを

やってあげるという行為は、

子どもの自主性や主体性を

育てることとは

真逆の効果を生み出すことにも

なりかねません。

 

あなたが子育てをしている中で、

お子さんのためにしすぎていることは

ありませんか?

 

お子さんが本当は自分で出来るのに、

やってしまっていることは

ありませんか?

 

ゆめこ

ちょっと立ち止まって考えてみて下さい^^

 

 

 

まとめ

自主性や主体性を育てる

具体的な子育ての方法として、

3つのポイント
  • 子供に選択肢を与える
  • 肯定文で望むことを伝える
  • 過干渉はやめる

をご紹介しました。

 

ゆめこ

もし少しでも興味があるあなたは、一つでもいいので試してみて下さいね。

 

試された結果なども

ゆめことシェアして頂けると

とても嬉しいです。

 

 

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ゆめこ

お子さんの自主性、主体性を育てたいあなたにとって役に立つ本です。
漫画仕立てで、とっても読みやすく、ためになることばかりが詰まっている明橋大二さんの本です。
ゆめこも持っています!










 

 

ゆめこは子育てとは、

子どもを取り巻く大人や社会が

いかにその子が一人立ちをしたときに、

きちんとした選択をして

人生を楽しんでいけるようになるのかを

手伝ってあげていることだ

考えています。

 

 

ゆめこ

ここで小さな魚と水槽を想像してみてください。

 

魚が小さいときは

本当に小さな金魚鉢の中で

飼育できるかと思います。

 

成長するにつれ少し大きめの水槽、

そしてすごく大きい水槽、

ついには大海原で

手放して自由に泳がせてあげる。

 

子育てに似ているなと、

ゆめこは勝手に想像しています。

 

子どもを自分の所有物とみなして、

親の言うことを

文句を言わずに聞くのが当たり前

として育てていたならば、

その子どもたちは世間にでた時に、

どうしていいか分からなくなってしまう

のではないでしょうか?

 

様々な成長課程の中で、

その子が、その時点で

何ができていて、できないか、

何がもう少しでできるようになるかを

明確に見極めてあげましょう。

 

お子さんを一人の人間として

きちんと認めて、

心と心で向き合ってみてください

 

 

 

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