日本とは異なる幼児教育施設のあるニュージーランド。
そのニュージーランドで幼稚園、保育所などを選んでいく際に知っていると便利な情報を紹介します。
筆者のゆめこはニュージーランドの幼児教育現場で20年以上働いています。
2021年現在も現役幼稚園教諭として公立幼稚園で働いており、自身の経験を活かしてこの記事を書いています。
幼児教育施設のタイプを選ぶ
どのようなタイプの幼児教育施設にお子さんを入れたいかを決めましょう。
幼稚園/kindergarten
保育所/daycare centres
在宅ケア/homebased care
プレイセンター/palycentre
コハンガレオ/kohanga reo
下調べ
まず家の周りにどのような幼児教育施設があるのかを調べましょう。
ニュージーランド政府のウェブサイトで簡単に調べることができます。
近所の人や友達から生の意見を聞くのも良い手段です。
距離と空き状況
幼児教育施設を選ぶ際には家や仕事場からの距離も重要なポイントになります。
又、人気のある幼児教育施設は長いウエイティングリスト(順番待ちのリスト)がある場合があります。
後でがっかりしない為にも、空き状況を把握されてから、見学に行かれることをおすすめします。
見学に行く
見学に行く際に気を付けてみたいポイント
児童教育施設の教育方針(フィロソフィー)を確認する
子どもの人数と先生の人数を確認(ニュージーランドではレシオ/ratioという)
先生の資格を確認
ポートフォリオ/portfolio(子どもの成長記録のファイル)をみてみる
見学に行った際の自分への園の子どもの対応をみる
ルーティン/routine(一日の流れ)を確認
先生の子どもへの対応をみる
リソース(おもちゃ、設備)を見る
最後にはやはりフィーリングが合うところを選ぶようにして下さい。
いくら他の人がいいと言っていても、何か自分ではピンとこないものがあったら、よく考えてみましょう。
コスト(週にいくらかかるか調べる)
ニュージーランドでは20 hours ECEというシステムがあり、3歳から小学校に上がるまでの子どもの教育費が、1週間20時間まで無料になります。
一日6時間まで、最高20時間(1週間)の教育費が無料です。
大抵の子どもは5歳の誕生日と同時に小学校に上がりますが、そうでない場合は6歳の誕生日の前の日まで20hours ECEが使えます。
20hoursECEを含め、いくらになるかを把握しましょう。
EROレポートのチェック
政府が発行している、EROレポート(各幼児教育機関並びに学校の査定 )をウエブサイトで簡単に検索できます。
幼稚園や保育所の名前を検索ボックスに入力してください。
EROレポートを見られたい方はこちらからどうぞ
ご質問のある方はゆめこまでお気軽にお問い合わせください。
個別にお答えさせて頂いております。
合わせて読みたい