この投稿では木のおもちゃのメリット、デメリットについて、子育てブロガーゆめこが詳しく紹介していきます。
ゆめこは、ニュージーランド現地の公立幼稚園で働きながら、息子二人を子育て中のワーママです(@BloggerYumeko)。
この記事はこんな方におすすめ
木のおもちゃのことについて知りたいあなた
おすすめの木のおもちゃを知りたいあなた
この投稿は、ゆめこがニュージーランドで保育士、幼稚園教諭として培ってきた経験を基に書かせて頂いております。それではいってみましょう!
木のおもちゃのメリット
木のおもちゃのデメリット
おすすめの木のおもちゃ
木のおもちゃのメリット
長持ちする
一番のメリットとして挙げたいのが木のおもちゃは壊れにくく、長持ちするという特性です。
ゆめこの息子二人も木のおもちゃを乳児の時から使ってきました。
自分達で購入したり、知り合いから頂いたりして愛用してきましたが、他のプラスチック製のおもちゃに比べて格段に凹みや傷がつきにくく、壊れにくいです。
木のおもちゃの殆どの物は、数年使った後でもコンディションが良いため、子どもたちが使わないようになった時には、お友達のお子さんなどに譲ることが可能でした。
物を大事にするニュージランドの園児達の家庭では、木のおもちゃが10年以上使われ続けているという例も決して珍しくはないようです。
少し傷が付いたり、色が褪せてしまうなど変色することはありますが、使いこまれた木のおもちゃは、そのまま次の世代に引き継がれていきます。
木のおもちゃの値段は、他のおもちゃと比べると少しお高く感じるかもしれませんが、使われる年数のことを考えると逆にお得で、コスパが高いのかもしれません。
色々な新しいおもちゃが流行りとして使われる中、木のおもちゃはトレンドには負けない根強い人気があります。
安全性がある
BPA(ビスフェノールA)やフタル酸エステルなどプラスチックの製品に含有されているかもしれない、環境ホルモン、化学薬品の心配がいりません。
なんでも口に入れて物を確認する乳児にも安心して使って頂けます。
掴む力が育つ
木のおもちゃはプラスチック製のおもちゃのように軽くないため、力をかけないとおもちゃ自体を掴んだり、持ち続けることができません。
そのため、自然と指先を動かす力、握力が育ちやすくなります。
創造性を育てる
木のおもちゃはシンプルなデザインのものが多く、こうしなければいけない等の、特別なルールが決まっていません。
特に木のおもちゃといえばがすぐ頭に浮かんでくる積み木は、シンプルな形のものを組み合わせて、他にはない特別な自分だけのデザインを創りだします。
子ども達は頭に浮かんだアイデアを実際に形にしていったり、問題を自分で解決していきながら、自分のペースで取り組んでいけます。
簡単な物から複雑な物を創り出すことにより、子どもたちの独創性をより引き出し、育むことになります。
昨今のニュージーランドの幼児教育現場では、このシンプルで普通なものから、特別なものを創り出すというルースパーツプレイ(Loose Parts Play)の教育概念が注目されるようになり、様々な園で取り入れられています。
ルースパーツプレイの面白いところは同じものを使っても、作る子供によっては全く違うものが出来上がるということです。
うるさくない
子どもに音の出るおもちゃの音を繰り返し聞かされて、うんざりした経験があるあなたもいらっしゃるかと思います。
木のおもちゃの場合は、おもちゃ同士が重なりあう音がする程度で、プラスチック製の音の出るおもちゃのように、何回も同じ音や音楽を聞かされてイライラするということはありません。
想像力をかき立てる
四角の積み木一つをとってみてみても、それは子どもたちの想像力によって色々なものに形を変え、遊びの中に取り入れられます。
時に、お札、携帯、お薬、車のパーツ、お菓子、計算機など色々なものになり、ごっこ遊びに使われることでしょう。
木のおもちゃはシンプルなデザイン故に、子供の想像力をかき立てます。
独特のぬくもりがある
木のおもちゃには独特の温かみがあります。
それは使った人にしかわからない、手に持ったときの感触です。
プラスチック製の無機質な感じとは反し、手にしたときに柔らかみが感じられ、手にしっくりしたものを感じます。
また木の独特の匂いも楽しめます。
インテリアに馴染む
木の色はプラスチック製のおもちゃのように、比較的カラフルなものが少ないので、家のインテリアにも馴染みやすいです。
子どもがいても家の中のインテリアのことや、見た目の綺麗さを気に掛けるあなたには、木のおもちゃはピッタリです。
子育て中のおもちゃが家の中に占める割合はすごく大きくなるので、家全体の雰囲気を壊したくないあなたには特におすすめです。
木のおもちゃのデメリット
掃除が大変
プラスチック製のおもちゃなどは、水洗いができますが、木のおもちゃはそうはいきません。
一つ一つ拭き掃除をしたりして、お手入れが簡単とは決して言えません。
ゆめこの勤めている幼稚園では、掃除用のスプレーは子どもたち、又は環境にもよくないという理由で、お酢を水に薄めて、布きんで汚れをふき取っています。
お酢(ホワイトビネガー)は口に入れていいものでありながら除菌作用があるので、木の家具を掃除する際にも最適です。
値段が高い
プラスチック製や他のおもちゃに比べてどうしても、価格が高くなります。
それは素材のコストもありますが,物によっては手作りされるので、生産されるまでの時間と手間がかかってくるからです。
重さがある
木のおもちゃはプラスチック製のものに比べて、重さがあります。
外出時や、持ち運ぶ時に大変なこともあります。
投げた時に人に当たると怪我をする可能性、又物や壁に当たった場合に損傷する恐れもあります。
まとめ
ここまで木のおもちゃのメリット、デメリットを見てきましたが、どうでしたか?
お子さんに与えるおもちゃの選択として、木製、プラスチック製、布製など様々な形態のおもちゃが存在しますので、用途に応じで色々使い分けされるのが一番賢いやり方だと思います。
そんな中、子育て中のあなたが、木のおもちゃのメリット、デメリットを認識しているのはとても有益なことです。
ニュージーランドの保育園、幼稚園では園内、園庭にかかわらず木を用いたおもちゃ、家具、遊具を使うようにしているところが多くみられます。
それは子供達にできるだけ自然のぬくもりを感じてもらい、自分たちが住んでいる環境を自分たちで守っていくことを考えていってほしいという、ニュージーランドの幼児教育の姿勢を反映しています。
ニュージーランドの幼児教育現場でも人気のある木のおもちゃを【子育てブロガーゆめこのおすすめ木のおもちゃ8選】として紹介させて頂きます。
興味のある方はそのまま読み進めて下さいね^^
子育てブロガーゆめこのおすすめ木のおもちゃ8選
はじめてのおままごと サラダセット 木箱入り/ウッディプッディ(WOODYPUDDY)
男の子、女の子に関わらず人気の、定番のおままごとセットです。
包丁で野菜を切ったり、盛り付けしてみたりお子さんの創造力をかきたてる木のおもちゃです。
(2歳~)
ビーズコースター ルーピング/baobë
あなたのお子さんの手と目のトレーニングが促進できる、木のおもちゃです。
カラフルなデザインが人気です。
(6か月~)
くるくるスロープ/ニチガン(NICHIGAN)
ニュージーランドの保育園にも必ず一つは置いてある木のおもちゃです。
カタカタと音を立てて、ボールや車が下りてくるのを、あなたのお子さんは飽きずに見ているでしょう!
(3歳~)
( ブリオ ) プルトイ キリン
歩き始めたお子さんにぴったりの木のおもちゃです。
ひもを引っ張ると、赤い車に乗ったくまさんが太鼓をポンポンたたきながらついてきます。
(1歳~)
KAPLA カプラ200 魔法の板 /KAPLA
ここ最近大人気のカプラの木のおもちゃです。
変哲のない、木の板のように見えますが、そのシンプルさがあなたのお子さんの独創力を育てることにつながります。
少しお値段は張りますが、後悔はされないお買い物になるかと思います!
姪の保育園(日本)にも、沢山のカプラが子どもたちの為に用意されていました^^
(1歳~)
木製 モンテッソーリ パズル/TopDuterpick
贈り物にも喜ばれる、アルファベットと数のセットの木のパズルです。
工場2年品質保障つきです。
(2歳~)
マルボテイック(Marbotic)
タブレットと木製ブロック(数字、アルファベット)を組み合わせ、モンテッソーリ教育からヒントを得て開発された知育玩具です。
ご自宅のタブレットでアプリを開き(アプリは無料でダウンロード可能)、木製ブロックをスクリーンに押し当てると、タブレットがブロックを認識して、遊べる仕組みです。
(2歳~)
レンタルもあり
購入するのではなくレンタルという選択肢もあります。
【成長にあわせたおもちゃを、毎月定額】がキャッチコピーのトイサブさんや、おもちゃコンシェルジェが個別プランニングをしてくれるキッズラボラトリーさんを利用するのも、賢い方法ではないでしょうか?
専門家によって選ばれた、あなたのお子さんの年齢にぴったりの、知育おもちゃが郵送されてくるのは魅力的ですよね。
木のおもちゃだけではありませんが、色々なタイプのおもちゃが送られてきます。
トイサブさん、キッズラボラトリーさんともに様々なメディアで取り上げられている人気のサービスです。
以上となりますが、最後までお読み頂きありがとうございました。
この記事が少しでもあなたのお役にたてたら幸いです。
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