保育士、幼稚園教諭が嫌な親。こうしてくれるといいのに!を5つの行動パターンに分けて解説

 

ゆめこ

子育てブロガーのゆめこと申します

 

今回は幼稚園教諭、保育士という立場から

嫌な親の行動パターンを5つに分けて、

その行動パターンに対して

こうしてくれるといいのにという、

提案を書かせて頂きます。

 

嫌なというと

語弊があるように聞こえてしまうので、

保育園、幼稚園の先生の

リクエストとしてお読みください。

 

その5つのポイントは、以下のようになります。

  • 子どもと明るくお別れする
  • 子どもを預けた後は速やかに立ち去る
  • 子どもが病気、調子が悪い時は園を休ませる
  • 過保護、過干渉にならないようにする
  • 規定の時間内で子どもを連れて行く、連れて帰る

 

 

まえがき

 

ゆめこはニュージーランドの大学で

幼児教育を専攻しました。

 

ニュージーランドに26年間

定住しているゆめこは、

ニュージーランドの

保育園、幼稚園でしか

働いたことはありません。

(*2021年3月現在です)

 

ゆめこの唯一の日本での幼児教育の経験といえば、

長男が一年だけ(年中)日本の私立幼稚園に

通っていたことです。

 

主人の仕事の関係で

一年間だけ日本に一時帰国していました。

 

ニュージーランドでは、

保育士と幼稚園教諭の別々の資格はなく、

一般的的には、

Early Childhood Educatorと呼ばれます。

 

一旦大学を卒業すると、

3年に一度は教員免許を更新しながら

保育園、幼稚園のどちらでも働けます。

追記(2021年より1年に1回に変更されました。)

 

現在ゆめこは公立の幼稚園で働いており、

ここに書かせて頂いたことは、

ゆめこの今までの

保育士14年半、幼稚園教諭4年半、

トータル18年の経験や

同僚との会話などに基づいて書かせて頂いております。

 

個人的な見解となりますので

その旨ご了承くださいませ。

 

ニュージーランドと日本で

違うことはあるかもしれませんが

根本的なことは似ているかと

思われます。

 

あなたの参考になれたらと思います。

 

 

子どもと明るくお別れする

 

ゆめこは今まで500人以上の

園児と接してきたので、

関わってきた親御さんも

かなりの数になります。

 

その経験から

国籍を問わず、子どもから

なかなか離れられない親が

すごく多いことに気付きました。

 

泣いている子どもをおいていけないわ!

泣きやむまで一緒にいなきゃ。

帰りたいといっているから

やっぱり連れて帰ろうかしら?

などと言ってなかなか子どもから

離れようとしないのです。

 

慣れ保育中や、訪問中は別として

一度あなたの子どもを預けると決めたなら、

覚悟を決めて私たち

保育士、幼稚園教諭に

あなたの子どもを任せてください。

 

あなたが長くいればいるほど

お互いの別れがもっとつらくなる

こともあります。

 

子どもたちは親の心配を敏感に読み取り、

あなたが心配そうにしていると

子どもたち自身もますます不安を募らせます。

 

子どもも賢いもので、

泣くとあなたが長くいてくれるのだ

ということを学習して、

別れの際にはもっと泣きだすようになります。

 

反対に最初から

子どもはケロッとした顔で遊びだし、

別れ際に親の方が泣いている

というケースもあります。

 

笑顔でバイバイ、

「後でちゃんと迎えに来るからね」

と言ってあなたの子どもを

送り出してあげてください。

 

子どもの性格、環境にもよりますが、

園に通いだした時は、

どの子も不安になりがちです。

 

慣れるのにも少し時間がかかるし、

泣いてもあたり前ぐらいに思っていた方が

いいでしょう。

 

大人の私たちでさえ、

新しい職場に勤め始める際や、

行ったことがないところに

一人で行く時は心細くなりますよね。

 

それと全く同じなのです。

 

子どもたちは

自分の両親や家族と一緒にいる時が

一番心が安らぐのですから。

 

その一番大事な人たちと分かれて、

あなたのお子さんは

馴染みのない先生、

馴染みのない友達、

馴染みのない場所

で時間を過ごすのです。

 

子ども達にとって

親と別れることが、

容易でないことは

分かって頂けるかと思います。

 

ケースバイケースで、

一概には言えませんが

大抵は親がいなくなると

子どもたちは泣き止み遊びだします。

 

最初の頃は泣き止むまでに

少し時間がかかる場合もあります。

 

ゆめこ

あなたが滞在を先伸ばししている分だけ、お子さんにとっては別れがつらくなるので、辛い気持ちを隠して笑顔で出掛けてくださいね。

 

それはあなたに急いで

子どもをとにかく預けていってほしい

ということではなく、

あなたのペースで、

気持ちよく準備ができた時点で、

私たち保育士なり、幼稚園教諭に

あなたのお子さんを預けてください

という意味です。

 

今まで見てきた

様々な国の子どもの例からも

実証されていますが、

最終的には子どもの方から

『もういっていいよ』

と笑顔で言うようになります。

 

その時にはあなたは親として、

「そうなの、もういっていいの?」

と一瞬寂しくなるかもしれません。

 

けれど、

自分のもとから離れていく

笑顔の我が子を見て

誇らしくさえ思えるでしょう。

 

エイッと自分に気合いを入れて

子どもから離れる準備を

整えてくださいね。

 

保育業界には色々な先生がいることは

間違いないですが、

本当に心からあなたの子どものことを

考えてくれる先生がたくさん存在しています。

 

この園は自分の子どもには合わないな

という思いが少しでもあるようなら、

あなたの大切なお子さんのために、

園を変えることをお勧めします。

 

ゆめこ

途中でそうならないためにも、あなたが幼稚園、保育園を選ぶ際には綿密な下調べ、訪問をして本当に気に入るところを見つけるようにしてください♪

 

 

子どもを預けた後は速やかに立ち去る

 

一旦子どもと分かれた後に、

門の外から見ていたり、

他の親とおしゃべりなどをしていて

子どもに見つかってしまう親御さんが

いらっしゃいます。

 

あなたのお子さんが

完璧に新しい園や先生たちに

慣れるまでは、

親のあなたの姿を見た時点で、

嬉しさ又は悲しさから

泣き出してしまうことがほとんどです。

 

こうなってくると

あなたのお子さんがあなたとの別れを乗り越えて、

遊びだすモードに切り替え始めていたのを

邪魔することになってしまいます。

 

子どもたちにとっても大変ですよね。

 

ゆめこ

どうしても心配な時は、電話での確認をお願いしたいと思います。

 

それでも子どもの事が心配で

ご自身の目で確認したい場合は、

くれぐれもお子さんの視界に

入らないようにお願いします。

(一旦園に子どもを預けた後の場合です。)

 

あなたの気を紛らわすために、

ママ友とお茶をしたり、

忙しく家事をするなどして、

一旦子どものことを考えないように

すると良いかもしれませんん。

 

これらの方法はゆめこ自身も、

ママの立場として自分の子どもたちを

保育園、幼稚園に預けていた時に

使っていました。

 

子どもと泣いて分かれた後の辛い気持ちは

ゆめこも経験上痛いほどわかります。

 

ゆめこ

自分の職場でもすごく心配している親御さんには、時間を見つけて電話をするようにしています。

 

子どもが病気、調子が悪い時は園を休ませる

 

子どもの調子が悪いのに

無理やり園に連れてくる

親御さんがいらっしゃいます。

 

「熱はないのよ」

といってぐったりしている

子どもを連れてきたり、

顔色がすごく悪いのに

「元気なのよ」

と言ったりします。

 

ゆめこ

他の子どたちや先生への感染を防ぐためにも、子どもが病気の時や調子が良くない場合はゆっくり休ませてあげてください。

追記;2021年3月

新型コロナの感染の恐れもありますので、ますます気を付けられて下さいね。

 

 

そうはいっても特に働いているあなたは、

子どもが病気になるたびに、

仕事を休むわけにはいかない

という事情があるのもよく分かります。

 

実際のところゆめこも、

自分の息子たちが

生後5か月の時から

仕事に復帰して働いていたので、

子どもたちの調子が100%でない時も

園に連れて行った経験があります。

 

そんな時は決まって

途中で電話がかかってきて

お迎えに行かなくてはいけなくなったり、

調子がひどくなって帰ってきました。

 

ゆめこの息子たちも

風邪、タミーバグ(下痢、嘔吐の症状)

手足口病など本当に様々な病気に

かかりました。

 

小学校に上がるころまでは

何かとよく病気になりやすいですね。

 

日本に住んでいる妹は

病児保育をよく利用しているとのことでした。

 

働くママには本当にありがたい選択肢です。

 

子どもが病気、本調子でないことは、

親のあなたが

一番よくわかっています。

 

ゆめこ

今日はだめかなと思ったら無理せずに思い切って休ませてあげて下さいね。

 

 

過保護、過干渉にならないようにする

 

子どもができることを含め、

何から何までやってあげてしまう

親御さんがいらっしゃいます。

 

ゆめこたち幼稚園教諭、保育士側からすると

とても過保護すぎる行動です。

 

例えば子どもに、

「水遊びで濡れないようにしてね」

「風邪気味だから外に出ないでね」

と声をかけたり、

 

自分の子どもが他の子と喧嘩をしていたら、

事情も聞かずすぐ自分の子どもの味方になったりします。

 

外遊びが大好きな子どもにとって、

丸一日外に出られない日は

とても辛い一日になるでしょう。

 

園児の人数の関係上

あなたのお子さんが絶対に外に出ないように

見張っていることは大変難しいことです。

 

他の例として、

上着を絶対脱がないようにと

言われた園児が、

真っ赤な顔をして

着続けてるいることもあります。

 

過保護、または過干渉すぎる親御さんの

子どもたちは何から何までしてもらったり、

言われた通りにすることに

慣れきってしまっています。

 

その場に応じた順応な対応が

できにくくなってきてしまいます。

 

ゆめこの現在勤めている幼稚園には

3歳半以上の子ども達がいます。

 

出来るだけ自分のことは自分で決めるようにさせて、

自主性、主体性を高めていくような

指導をしています。

 

ゆめこ

あなたもお子さんの自主性、主体性を高めるために、過保護、過干渉になるのをやめてみましょう。

 

 

規定の時間内で子どもを連れて行く、連れて帰る

 

色々な言い訳を言われて、

規定の時間外に

お子さんを連れて来る、連れて帰る

親御さんがいらっしゃいます。

 

「子どもが用を足すのに時間がかかった」

「中々朝ごはんを食べてくれなかった」

「道が混んでいた」

など、様々な理由を述べられて、

規定外の時間に

園に子どもを連れてきたり

迎えに来たりします。

 

特に幼稚園の場合、

小学校に入る前の準備段階として、

大体の時間割などが決まっていて

それに沿って

一日を過ごしているかと思います。

 

ゆめこ

子どもにとっても時間通りに朝のスタートを切れないのは、可哀そうですよね。

 

特にお仕事をされているあなたは

朝の準備がスムーズにいくように、

前日の夜のうちにきちんと用意をしておくといいですね。

 

ある程度余裕をもって

お子さんと家を出られるようにしましょう。

 

自分の子育てでも学びましたが、

子どもたちが小さい時には、

外にでる準備というのは本当に大変です。

 

自分の準備だけでなく、

子どもの準備もして

やっと出られるので、

非常に時間がかかります。

ゆめこ

賢いタイムマネジメントで乗り切っていきましょう。

 

 

あとがき

保育士や幼稚園の先生が

こんなことを思ってるんだと

少しでも理解していただけたら幸いです。

 

あなたと、あなたのお子さんが

保育園、幼稚園で

楽しい経験をされることを心より

願っております。

 

幼稚園と保育園の違いはこちらのmamariのサイトまでどうぞ

 

最後まで読んで頂きありがとうございます。

 

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