サステナブルの意識の違い(日本 vs ニュージーランド)

子育てブロガーゆめこです。

 

この記事では、ブログを通して読者さんから、サステイナブルに関してお問い合わせがあり、その際にお答えした内容を掲載しています。

ニュージーランドと日本のサスティナブルな取り組みの違いについて興味のある方は是非ご覧ください。

 

サスティナブルって何?

日本語の直訳は”持続可能”となりますが、分かりやすく言い換えると、

環境とそれを取り巻く社会に優しい状態を、持続しているとなります。

テキ

今現在の環境を守りつつ、私たち人間が環境と共存し、住みよい社会を作っていく状況・状態のことを意味します。(サステナブルと表記されることもあります。)

 

 

同じ島国である日本とニュージーランドで、なぜここまでエコ・環境・エシカル等の意識が異なるのか(例えば、NZのエコストアは日本でも展開していると思いますが、日本ではあまり浸透していないように思います。ニュージーランドの会社であることはあるものの、なぜ日本では浸透しないか、と言った観点でコメントいただけますと幸いです。)

 

日本ではニュージーランドに比べて選択肢が多いと思われます。

そのため、消費者は利便性に重きを置いて商品の選択を行っているのではないのでしょうか?

 

やはり詰め替えなどは面倒という考えをお持ちの方もまだ多いと思います。

そして、エコ商品は他の商品に比べて、値段設定が少し高めになっています。

なので手を出しにくいと言う方もいらっしゃるのかもしれません。

目先の安さに目がいってしまい、長期的な環境問題などは二の次になってしまっている可能性もあるのでしょうか?

また他の商品(日本大手企業の商品)に比べるとマーケティングが大々的に行われていないのではないでしょうか?

そもそもエコ商品のことを知らない方が多いのも事実かと思います。

 

 

ニュージーランド国民へ上記の意識をどのように浸透させていったか?

2000年初めごろからのエンバイロスクールプログラムの普及というのも関係しているかと思います。

 

もしよろしかったら私のブログ記事を参考にされてください。

https://yumeko-kosodate.com/enviroschools/

 

子供の時からrerducereuse, recycle などのコンセプトを学んでいることはとても重要だと思います。

(レデュース)Reduce; 無駄をなくす

(リユース)Reuse; 最利用

(リサイクル)Recycle; 再循環

 

こちらの学校は給食ではなく、お弁当をもっていくのですが、その時もできるだけプラスチック/サランラップを使わないように推奨している学校がほとんどです。

https://yumeko-kosodate.com/sustainability-in-nzkindy/

 

コミュニティのとりくみ、例えば町内でゴミ拾いをしたり、SEAWEEKなど国全体で綺麗な海を守っていこう、という週間もあります。

https://www.nzaee.org.nz/events/seaweek-2023

 

スーパーマーケットでも、レジ袋は日本と比べると大分前に排除され、お金を出して買うレジ袋も紙性、布製のエコバックのみになっています。

野菜を取り分けるためのバックも、昔はプラスチックバックでした。

しかし今はcompostable コンポストとして再利用できるもの、紙製に変わっています。

 

ついこの間(2023年11月)宿泊したオークランド市内のホテルのシャワーキャップもCompostable コンポストとして再利用できるものになっていて、びっくりしました。

シャワーキャップもプラスチックのものが主流でしたから。

 

 

環境以外のことについて(a.未来の国と呼ばれるニュージーランド・起業家ファーストの国、b.幸福度ランキングトップ10で欧州以外で唯一ランクイン、左記の背景と具体的な施策等の内容について)

a,会社(company)が作りやすいということが一番にあげられるかと思います。

ペーパーワーク、行政の手続きが日本と比べるとかなり簡単で、手軽に自分の会社を作れます。

 

b, 仕事への取り組み方の違い

ニュージーランドの仕事の働き方として、まず最初に浮かぶ特徴的なことは、家族を第一に考えるということです。

仕事はその家族との時間、幸せを追求するための手段として行っている人が多いといっても過言ではありません。

皆がそうだとはいきませんが、日本と比べるとそのような考えで働いているニュージーランド人はかなり多いと思います

(現地の人たちと過去25年以上働いてきて感じている個人的な感想です)。

 

余暇の楽しみ方の違いもあげられます。

こちらの学校の休みは、年に4回です。

学校は1学期から4学期に区切られ、その学期が始まる間に、2週間の休みが3回あります。

そして6週間のクリスマスホリデーが1回と、日本に比べると休みが多いかと思われます。

子供の休みに合わせて、親が一緒に有給を取ることも稀ではありません。

 

又、人口が日本と比べてそこまで多くないため、のびのびとした感じがあります。

緑、自然、海なども多く、アウトドアスポーツを存分に楽しむ機会もあります。

 

 

以上が、読者さんから頂いたご質問の答えになります。

この記事が少しでも皆様のお役に立てたら幸いです。

 

 

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