ニュージーランド在住のブロガーゆめこ(@BloggerYumeko)です。
この記事を読んで頂きたい方
- お子さんが言うことを聞かなくて困っているあなた
- お子さんが言うことを聞かなくてイライラしているあなた
お子さんが言うことを聞かないのは、お子さんのせいだと決めつけてはいませんか?
実はあなたの対応次第で、お子さんの行動は変わってきます。
それでは、あなたが実際にどうしていったらいいのかを詳しく解説させて頂きます。
バウンダリーをきちんと教える
バウンダリーとは日本語で、境界線を意味します。
あなたがお子さんにどこまでが望ましい行動で、どこまでが望ましくない行動かを境界線を引くごとくきちんと教えてあげる必要がでてきます。
言い換えると、あなたがダメだと思うことは、ダメだとはっきりお子さんに伝えるということです。
この境界線は、各ご家庭によって違ってくるかと思います。
特に小さいお子さんは、ダメと言われる程、してはいけないことを何回も繰り返すこともあるでしょう。
そんな時、あなたは我慢強く、お子さんが分かるまで説明してあげて下さい。
そして、どんなに泣き叫んでもダメなことはダメだと伝えて下さい。
あなたが意志を曲げず、バウンダリーをしっかりと引いてあげると、あなたのお子さんは次第に許された範囲の中で行動するようになります。
お子さんがバウンダリーをすぐ理解するとは思わないでください。
しばらく時間がかかる覚悟でバウンダリーをしっかりと教えていくと、後々はあなた自身がとても楽になります。
この方法はパパのの言うことはちゃんと聞くのに、ママの言うことは聞かないなど、人によって反応を変えているお子さんの態度にお悩みのあなたにも、お勧めの方法です。
してほしいことを伝える
お子さんが言うことを聞いてくれない時に、『なんで○○してくれないの?』とあなたは無意識にお子さんをなじっていませんか?
このあなたの言動は、お子さんの好ましくない行動を強調していることになります。
あなたの頭を切り替えて、してほしい行動、望ましい行動を伝えてあげてみて下さい。
例えば、
×『○○ちゃん、なんでゲーム片付けないの?』ではなくて
◎『○○ちゃん、ゲームかたずけよっか?』
◎『○○ちゃんがお片付けしてくれると嬉しいな!』
のように、肯定文を使いながら、あなたがお子さんにして欲しいことを伝えるのです。
あなたの言葉をPositive Word (ポジティブワード)に置き換えていきましょう。
一貫性を持たせる
あなたの言っていることに、一貫性を持たせてください。
自分の機嫌がいいとお子さんを甘やかしたり、機嫌が悪いとお子さんに厳しく当たったりするなど、自分の機嫌によってお子さんへの対応を変えたりはしていませんか?
もしそうであるなら、あなたのお子さんは間違いなく混乱してしまいます。
あなたの親としての言動には一貫性を持たせなくてはいけません。
もちろん私たち親も完璧ではないので、感情的に行動してしまうこともあります。
それでも出来るだけ理性的に対応していけるように、心がけていきましょう。
お子さんの言動に一喜一憂しているうちは、お子さんに主導権を持たれ、あなたの言うことを聞かないのも致し方ありません。
あくまでも、ボスは親のあなたです。
あなたの役目は、いかに理性的にお子さんと向き合い、良い方向に導いていけるかとなります。
信頼関係を築く
上記で書かせて頂いた、3つの対処法を試してみても一向にお子さんが言うことを聞くようにならない場合もあります。
それは、あなたとあなたとのお子さんとの間に信頼関係が築かれていない場合です。
信頼関係があるかないかってどうやってわかるの?
- あなたのお子さんはあなたがいつもお子さんの味方であるということを知っていますか?
- あなたのお子さんは、あなたがお子さんのことを心から愛していることを知っていますか?
信頼関係のあるなしは、あなた自身が一番わかっているはずですが、上記のような質問をご自分にされてみて下さい。
ある幼児教育学者が、お子さんの心の中を水槽に例えて話していました。
お水が入っていない水槽に、魚を入れてみてもすぐ死んでしまうように、お子さんの心の中があなたの愛情で満たされていない場合、何を試みてもうまくいかないかもしれないと。
あなたのお子さんの心の愛情タンクはフルの状態ですか?
お子さんとの信頼関係がすでに確立されている場合には、先ほど紹介させて頂いた3つの対処法も効果を発揮してくれるでしょう。
信頼関係がまだ築かれていないというあなたの場合は、この4つ目の対処法 ”信頼関係を築く”ということを何よりも第一に考えられてみて下さい。
どうやって信頼関係を築けばいいの?
では簡単にできる3つの方法を紹介しますね。
信頼関係の築き方
お子さんと時間を共有する
携帯に気を取られたり、仕事のことを考えていたりせず、お子さんとの時間を心から楽しんでみてください。
お子さんのしていることに興味を示す
お子さんの興味のあることを、心から知りたいという態度を示して下さい。
一緒にそのことをやってみると、尚更良いですね。
お子さんの言うことに耳を傾ける
お子さんが言いたいことを心から理解しようとしてみてください。
あなたが賛成できないこともあるかもしれませんが、一旦受け止めてあげましょう。
上記のの3つのことを、意図的に1か月は実行してみてください。
お子さんとの信頼関係が少しずつ育まれていくはずです。
以上になりますが、お子さんがいうことを聞かない時の対処法として、4つのポイントを紹介させて頂きました。
あなたの質問にお答えしたいと思っています。
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