失敗しない子どものしつけ方、6つのポイントを紹介します

 

 

しつけってどうしたらいいのかわからない!

厳しすぎてもいけないし、

甘やかすのもいけない。

 

子育てをしていると

必ず誰もが頭を悩ませる

問題の一つではないでしょうか?

 

この記事はこんな方におすすめ!

  • お子さんをどうやってしつけたらいいのかわからない
  • 子育ての真っ最中で戸惑っている
  • 自分の子育てに自信がない

 

 

子育てブロガーゆめこ

オークランド工科大学で幼児教育を専攻し、ニュージーランドに20年以上在住している。18年に渡りニュージーランドの幼児教育の現場に携わり、子育ての現状を見てきた経験を活かし、子育てブログを運営中。現在もニュージーランドの公立幼稚園で働きながら、バイリンガル(英語、日本語)の二人の息子の子育てに奮闘中。日々、子育てに悪戦苦闘している親御さんたちと関わりあいながら、子育ての難しさ、楽しさにふれている。

 

 

 

 

しつけ(躾・仕付けまたは仕付)とは、人間社会・集団の規範、規律や礼儀作法など慣習に合った立ち振る舞い(規範の内面化)ができるように、訓練すること。概念的には伝統的な子供への誉め方や罰し方も含む。

 

 

 

主導権は親のあなたが持つ

子育てをされていく上で

親のあなたは

あなたのお子さんを支え

そして教える役割をしていきます。

 

同じ人間同士の先輩として

教え諭してあげる立ち場になる

と考えて下さい。

 

ゆめこの仕事上

これまでお子さんのいいなり、

もしくは振り回されている親御さんを

沢山みてきました。

 

お子さんが完全に決定権をもち

親を動かしているケースです。

 

最近で言うと

お子さんが”俺様こども”に

なってしまっている例です。

 

子育てにおいて根本的な主導権は

親のあなたがもつものです。

 

お子さんのいいなりになるものでは

決してありません。

 

これは親の意見が絶対で、

お子さんのいうことは全く聞かなくてもよいと

いうこととも違います。

 

しつけの手法と問題点
ただ、しばしば誤解されるところではあるが、しつけは社会性の教育であって「大人(保護者)の都合」を子供に強いるための行為ではない。

『ウィキペディア(Wikipedia)』にも

上のようにきちんと説明されていて

安心しました。

 

 

 

してはいけないこと、していいことをはっきりと伝える

特にお子さんが小さいうちは

経験も浅く、

判断力も発達の過程にある為

自分たちの欲望のままに行動しがちです。

 

そのような場合、

親のあなたが

その場その場の状況において

どういったことが望まれる行動で、

どういった行動が望まれない行動か

ということを

教えてあげる必要がでてきます。

 

ゆめこ

出来るだけ、簡潔にわかりやすく教えてあげるのがいいですね。

 

例えば、
×電車の中⇒ 騒ぐ⇒ 他の人に迷惑になる

〇電車の中⇒ 静かにしている ⇒他の人の迷惑にならない

 

何故、電車の中では他の人の迷惑にならないように行動するかも教える。

⇒ 電車のような公共のスぺースでは、そこにいる人、皆が気持ちよく使えるように振るまわなければならない。

 

 

幼稚園で
×欲しいおもちゃを友達に先に使われた ⇒友達を叩く⇒友達に嫌な思いをさせる

○欲しいおもちゃを友達に先に使われた ⇒順番を待つ⇒気持ちよくおもちゃで遊べる

 

何故、順番を待たなくてはいけないのかも教える。

⇒ 社会で他の人達と仲良く共存していくために、順番を待つことはとても大事なコミュニケーションツールである。

 

 

ゆめこ

してはいけないことを指摘する際には、redirect (リダイレクト)いって、好ましい行動を、お子さんに明確に伝えてあげて下さい。

 

好ましくない行動をしたあとに

『なんで○○ちゃんはこんなことしたの?』

と理由を聞いてもあまり意味がありません。

(これは5歳ぐらいまでのお子さんに

特に当てはまります。)

 

 

理由を聞き出して、

しつこくお子さんを責める代わりに

好ましい行動が何かを教えてあげましょう。

 

 

 

好ましくない行動をした時には、その結果がどうなるか教える

お子さんが好ましくない

してはいけない行動をした時には、

その結果どうなるかを

きちんと伝えてください。

 

好まない行動をしたことにより、

お子さんが望むことが

できなくなるように促します。

 

例えば

お子さんと児童館に行き

他のお子さんを叩いて泣かしたとします。

 

状況にもよりますが

それが何回か続いてしまった場合は、

お子さんを児童館から

連れて帰られて下さい。

 

お子さんには

友達を叩いて、悲しくさせると

もう一緒に遊べなくなるという

はっきりとしたメッセージが

伝わるかと思います。

 

他の例で説明すると、

公園の砂場で遊んでいて

他のお友達に砂をかけた場合、

砂場からお子さんを連れ出し

公園の他の場所で遊ばせます。

 

お子さんには、

砂をかけてお友達を悲しませると

砂場では遊べないという

メッセージが伝わります

 

この方法は、

まず口で数回説明しても

お子さんが理解を示さない場合や

わざと聞かない場合に試されてみて下さい。

 

 

 

あなたの言動に一貫性を持たせる

この間はよかったのに今日はダメなどと、

気分次第で

お子さんの好ましくない行動に対しての

あなたの対応を変えないようにしましょう。

 

お子さんが困惑してしまいます。

 

例えばスーパーで、

あなたのお子さんがお菓子を買ってほしいと

すごく駄々をこねた時を

想像してみて下さい。

 

駄々をこねても、

お菓子を買ってあげたり

買ってあげなかったり

毎回違う対応をしていると、

お子さんは

『よし駄々をこねれば

買ってもらえる時もあるんだ』

と考え、

スーパーではいつも駄々をこねるように

なってしまう可能性もでてきます。

 

そのお子さんは

好ましい行動自体を学ぶよりも

親の機嫌を取っていれば、

自分の欲しいものが手に入るのだと

ヘンに勘違いしてしまうかもしれません。

 

そうなると

お子さんの行動の原動は

他人の機嫌、又顔色を窺うためのものに

なってしまうでしょう。

 

ゆめこ

お子さんを困惑させないためにも親のあなたの言動に一貫性を持たせることが重要です。

 

 

 

なんでもダメといわないで見守る

してはいけないこと、していいこと、

好ましくない行動、好ましい行動を

はっきりとお子さんに伝えることは

とても大切です。

 

けれど、

なんでもダメというのも考えものです。

 

私たち大人の基準で

保守的にあれもダメ、これもダメと

規制をするだけでなく

お子さんにチャレンジもさせてあげて下さい。

 

 

その状況に明らかにそぐわない行動

もしくは危険が伴う場合は別ですが、

そうでない場合は

ちょっと離れたところから

お子さんの言動を見守ってみて下さい。

 

お子さんが自分自身で

好ましい行動、好ましくない行動の

判断をする練習の機会を

少しずつ増やしていってあげましょう。

 

 

リスペクトしあう

あなたが親という立場で

基本的には主導権を握っていますが、

お子さんをあなたのいいなりに

させるのではない

というのはわかって頂けましたか?

 

しつけをするときには

理性的に、落ち着いた声で

あなたのお子さんと向き合い

話すようにしてみましょう。

 

感情的になって、

一方的に怒りをぶつけられるのは

大人の私たちがされても嫌なものです。

 

常にお子さんのことを

一人の人間として

リスペクトしてください。

 

あなたがそうすることにより、

お子さんもあなたのことを

リスペクトしてくれるでしょう。

 

ゆめこ

お子さんの年齢があがると共にお子さんの意見も徐々に取り入れるようにしてみてくださいね。

 

 

 

さいごに

あなたがお子さんをしつける理由は

あなたのお子さんが、

状況にあった適切な判断を

自分自身できちんと下せられるように

なるためです。

 

私たち親は

子どもたち自身が

何が良いことで悪いことかを、

決められるようになるための

サポートをしています。

 

決してあなたの思うように動く

都合のよい人間を

育てているわけではありません。

しつけをするということは、

すなわち、あなたのお子さんに

セルフコントロール(self-control)

自制心、

セルフディシィプリン(Self- discipline)

自己規律

を身につけさせる

ことです。

 

子育ては本当になかなか大変なものですね。

 

一緒にがんばっていきましょう♬

 

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ゆめこ

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ありがとうございました。

 

 




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