ニュージーランドの永住権、どうやって2年半でとったの?

子育てブロガーゆめこです。

 

ゆめこ

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ニュージーランドの日本人在住者さん、移住者さんたちの暮らしぶり、ビザのこと、永住権獲得までの道のり、子育て事情などをインタビュー形式でお伝えしていきます。

週1回、動画を更新していきます。

応援よろしくお願いします。

 

この記事では第2回目のゲストのトニーさんとのインタビューをまとめています。

 

トニーさんはオークランド在住のIT関係のお仕事をされている2児のパパさんです。

 

ニュージーランドに最初に来られてから、2年半というとても速いスピードで永住権を取得されました。

トニーさんがどのように技術移民部門で永住権をとられたのかを詳しく聞いていきます。

 

⏬トニーさんのインタビューを先に見られたい方は、こちらからどうぞ!

 

 

 

トニーさんの現状

トニーさんはニュージーランドのオークランド市に6年在住されています(2021年現在)。

 

現在は現地の企業でITのサポート関係のお仕事をされています。

 

 

ニュージーランドに移住しようと思ったきっかけ

 

2011年の東日本大震災後、放射能の子どもへの影響を不安に感じたのが最初のきっかけだそうです。

 

その当時関東圏にお住まいになられていて、最初日本国内での移住を考えられていました。

その後、子どもの教育のために英語圏での移住のことを考えられるようになります。

 

その結果、ニュージーランドを選択されました。

その理由として

  • 永住権が比較的とりやすい
  • 自然が豊か
  • 気候が温暖

の3つをあげられていました。

 

インターネットで情報収集をされて、最終的には移住エージェントさんのセミナーに参加し決意を固めたそうです。

注)トニーさんが利用された、日本のエージェントさんの情報を皆様にお届けしたかったのですが、新型コロナの影響で今は経営をストップされているようです。

 

 

永住権申請までの道のり

 

最初のビザ

 

トニーさんは学生ビザ(Student Visa)でニュージーランドに、入国されました。

6か月間、学生ビザ(Student Visa)で語学学校に通われます。

 

お子さん二人は学生ビザ(Student Visitor Visa)で奥様はガーディアンビザ(Guardian of a Student Visitor Visa)でニュージーランドに6か月先に来られました。

 

IT専門学校に通う

 

トニーさんは語学学校を終わられた後、学生ビザ(Student Visa)でITの専門学校に9ヶ月間通われました

 

日本のIT業界で15年という経験をすでに積まれていたトニーさんですが、こちらでもITの専門学校に通われたのは何故でしょうか?

 

その理由は、

  • 永住権申請時の学歴のポイントを上げるため
  • 学校を卒業と同時に1年のオープン・ワーク・ビザを取得するため

でした。

 

トニーさんの通われた専門学校は大学を卒業された人達が行ける専門学校で、レベル7の教育課程(graduate diploma)を9か月間勉強されました。

 

Review

永住権申請の際に学歴のポイントが加算できますが、その勉強課程の内容が、職種とマッチしていないと最大のポイントを得ることはできません。

私は慶応義塾大学で文系を卒業しました。そのため、ITの専門学校に通い、永住権申請時のITの仕事にマッチする専門性のある学歴を持っている必要性がありました。

 

永住権申請

 

就職活動

トニーさんは専門学校を卒業されると同時に1年のオープン・ワーク・ビザ(別名、就職活動用ビザ)を取得されます。

IT業界で1年間の就職活動ができることになりました。

言い換えると、その1年の間に仕事が見つからない場合は、ニュージーランドにいられるビザがなくなってしまうということでした。

 

トニーさんがワークビザを取られた後は、奥さんのビザがパートナービザに切り替わりました。

子ども達もインターナショナル(international)の学生ビザからドメスティック(domestic)の学生ビザに切り替わり、現地の学校にも高額のお金を支払わないで、通うことができるようになりました。

 

トニーさんは、30-40通の履歴書(CV)をI T企業に送り続けます。

ほとんどの会社からは返事も来ないような状況でした。

 

そんな中、日本語と英語が両方できるITサポートスタッフを探していた会社と、面接の機会を取り付けることに成功されます。

オープン・ワーク・ビザが下りてから、3か月後にITサポートスタッフとしての就職先が決定しました。

 

永住権申請

就職されてから又3か月後には、技能移民部門(skilled migrant category)で早速、ニュージーランドの永住権を申請されています。

書類の不備が数点あったものの、申請からおよそ半年後には永住権を獲得されています。

 

IELTSのテストにもニュージーランドで何回か挑戦されて、永住権申請基準の6.5を見事にパスされています。

最後のIELTSでは基準をはるかに超えた7.5という素晴らしいスコアをとられています。

職歴、学歴、IELTS、年齢の全てのポイントをクリアされていたからできたことだと思います

 

ゆめこ

凄いスピードですよね。

 

Review

IELTSは本当に大変でした。

最初の語学学校に通っていた時に、IELTSに特化したコースに入って勉強できたことが7.5に達成できた要因だと思います。

最初に受けたIELTSは実は4.5でした。

その後本当に一生懸命にIELTSの勉強に取り組みました。

ITの仕事が3ヶ月で見つかったということも、本当に我ながらラッキーとしか言いようがありません

 

トニーさんの永住権の取得と共にトニーさんの奥様、二人のお子さんも永住権に切り替わりました

 

トニーさんは永住権の申請はエージェントさんには頼まず自力で行われたそうです。

 

 

トニーさんより一言

Review

ITの経験のある方は、永住権を取得する上でかなりのアドバンテージがあるかと思われます。

私が実際にIT業界の現場で働いていて、まだIT技術者の必要性を感じます。

現地の会社に就職さえできてしまえば永住権取得の可能性もかなり上がってきます。
けれど、そこはかなり高いハードルになるかと思います。

また、現地の人達と遜色なくコミュニケーションできる英語力も重要なポイントです。

 

※注)新型コロナの関係で永住権の基準、申請してからの取得期間なども変わってきています。最新の情報はご自身でチェックされて下さい!

 

このトニーさんのインタビュー(パート1)を詳しく見られたい方は、こちらからYouTube動画へどうぞ!

次回のパート2ではトニーさんがニュージーランドに実際に暮らしてみて分かった、メリット、デメリットについて詳しく聞いていきます。

お楽しみに!

 

おまけ

トニーさん、永住権申請の際のポイント内訳

年齢30−39歳:30ポイント

NZでの技能職での雇用;50ポイント

技能職としての職歴10年以上:50ポイント

学歴レベル7:50ポイント

計:180ポイントだったそうです。

トニーさんとは、子ども達のラグビーの習い事を通して知り合いました。

家族ぐるみでのお付き合いをさせて頂いております。

毎年キャンプも一緒に行ったりして、仲良くさせていただいています。

 

 

追記:2021年5月9日

TWITTERで知り合いになったむっくさんのNow Aliveというブログをご紹介させて頂きます。
Skilled Migrant Categoryの永住権申請に必要なことがとても読みやすくまとめられています。
是非ご覧になってみてください。

ニュージーランド永住権をSkilled Migrant Categoryで申請するなら知っておくべき申請条件とは?

 

 

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